0326日経

防衛相曰く「とにかく県外という要素を入れないとだめだ。首相が言ったから仕方ない。」とのことです。
首相は内閣ともそれなりに独立しているんですね。つまり首相が変わるとガラッと政策か変わってしまう恐れがある、と。
独裁にならないよう政党という足かせつけるため、首相は議席数最大の政党から選出する、となっているのだと理解しました。
それでも首相も元(?)一議員として譲れない政策があるわけで、鳩山首相の場合は普天間県外移設問題等々なのだと理解しました。

  • 郵政見直し

亀井郵政相が、郵政再国有化案についての了解を首相に得たか否かで、切った貼ったの問答があったようですね。これも上の記事と同じく閣内の足並みのズレが現れています。
元々亀井静香氏は国民新党の議員なので、連立してくれたお礼で入閣させたようなものだとは思いますが、政党の議員数が桁が違うのでバランスが悪いですね。
首相の指導力が疑われます。首相の目は閣内・党内でなく国民側に向いているようです。国民への目もご機嫌取りするだけで失策が多いと思います。


それは置いておいて、郵貯運用先の8割は国債にまわされていたようですが、今度の限度額増額では亀井郵政相によると「地域経済とか産業資金に回していく」とのことです。
郵貯幹部のよると「融資のノウハウが少ない」ため、他の金融機関への影響が大きすぎると思います。
なら他の銀行の預入限度額も一律2000万円に引き上げる、というのもありだとは思いますが、大混乱になりそうなので却下でしょうね。
そもそも、預入額を増額させると個人消費側では出回り金が減るので、経済縮小に繋がるのではないでしょうか。もしくは金融側の運用額が増えるため投資等で供給側の企業への出回り金が増えてよくなるのでしょうか?
しかし、今はデフレで供給過多な状態なので、限度額を増やすと逆効果なのではないでしょうか。勘違いしているのでしょうか。